天野研究室(エネルギー化学)

 北九州市立大学 国際環境工学部 エネルギー循環化学科(大学院 国際環境工学研究科 環境システム専攻 環境化学プロセスコース)の天野研究室は、光触媒・光電気化学・触媒反応工学の研究室です。エネルギー・資源循環・環境(CO2削減)における問題解決を目指して、メタンや太陽光エネルギーの化学変換等のエネルギー化学に関する研究教育を行っています。

光触媒

 無尽蔵な太陽エネルギーを使って、水を水素と酸素に分解し、CO2フリー水素を製造します。太陽光を化学エネルギーに変換することで、エネルギーを貯蔵したり輸送したりできます。「人工光合成技術」の開発に取り組んでいます。

反応工学

 光触媒や電気化学と膜分離プロセスを融合させた反応装置を設計することで、化学平衡の制約を打破し、温和な条件で反応を進行させることができます。これまで難しかった反応を制御する新しい反応プロセスの開発を目指します。

メタン変換

 豊富で安価でクリーンな天然炭素資源であるメタンを他の有用化学品に変換したり、水素を製造する触媒技術を開発しています。低炭素社会を構築するために、炭素資源を効率的に利用する新しい化学反応の開発が重要です。



News

  • 2018.5.31 北九州高専との交流会のポスターセッションで、M2の3名が光触媒や光電極に関する研究発表をしました。
  • 2018.4.10 天野准教授が平成30年度「科学技術分野の文部科学大臣表彰」の若手科学者賞 に選ばれました。電子密度制御によって酸化物光触媒を高性能化した研究が評価されました。
  • 2018.2.16 環境化学プロセスコースの修士論文発表会で新谷さんが優秀発表賞を受賞しました。メタンを光電気化学的に活性化する新しい反応プロセスに関する発表でした。
  • 2018.2.16 エネルギー循環化学科の卒業論文発表会で内山さんが優秀発表賞を受賞しました。高性能な酸化第一銅(Cu2O)光電極の開発に関する発表でした。
  • 2018.2.7 J. Electrochem. Soc.に投稿していた論文が受理されました。陽極酸化チタニアナノチューブアレイから高性能なルチル型TiO2電極を調製する研究です。
  • 2017.10.3 J. Solid State Chem.に投稿していた酸化チタン光触媒への異原子価カチオンドーピングに関する論文が受理されました。